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梅香る天神さん 

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2月25日は、菅公こと菅原道真の命日(旧暦で)である。
この時期は官公がこよなく愛したとされる梅の盛りの時期でもあるためか、
北野天満宮では「梅花祭」と呼び、一大イベントを催す。

当日は沢山の人出になるため、人混み苦手な私は、その前日に
お馴染みの「天神さん」の境内に忍び込んでみた。

天神さんの境内は、へたな梅林よりも沢山の梅の木が並ぶ。
あいにくこの日(2月24日)は、まだ二部咲き程度たったが、
それでも、そこはかとない梅花の香が漂い、なんとも心地よい。

中でも「蝋梅」の香は際立っている。本殿西側に植えられている蝋梅の
香に誘われてパチリ!
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蝋梅の香、例えるならジャスミンに似ているが、どうだろう?
その香は、一度試すといつまでも記憶に残る。
平安貴族が梅枝を着物の袂に忍ばせ、その移り香から御簾越しに
誰れであるかを想像したと聞くが、蝋梅の香ならきっと印象に残ったはず。
花弁の色はクリームイエローで、リンドウの様に下向きに咲く。
蝋梅は幾分開花時期が早いのか、他の種が蕾ばかりなのに
すでに盛りを過ぎているように見えた。


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歌「東風吹かば 匂ひおこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ」は
菅公が藤原時平の謀略により大宰府に左遷されることになり、
その旅立ちに際し詠んだとされるが、本当のところは定かではないという。
確かに賢い菅公が詠んだにしてはあまりにも状況的にベタ過ぎる歌と
思えなくもない。ただ、現代においても同様のシチュエーションを経験したとき
(かつて私にもあった…泣)この歌を思い起こすと、往時の菅公の
心情が解るような気がして、涙をさそう。

もうすぐ春だ。
春は旅立ちの季節だが、その旅立ちが不本意なものたるときもあろう。
そうであったとしても、後に振り返ったとき、結果的に良かったと
思えるようになることを祈ろう。

ちなみに、菅公が「東風吹かば・・・」を詠んだのは天神さんではない、念の為。
学者さんによると、下京区仏光寺通新町西入ルにある「北菅大臣社」付近にあった
かつての菅公の屋敷「紅梅殿」で詠んだとされる。
紅梅殿址は、こちらが詳しいので、ご覧あれ。

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