FC2ブログ

kafe工船 

P-のりがネットでもリアルワールドでもお世話になっている
京都ネイティヴで、京都通の「ぽんさん」が先日行って来られて
ご自身のブログで賞賛されていた「Kafe工船」にやっと行けた(嬉!)。
ぽんさん好みは、P-のりも大いに共感するものばかりであって
外れたためしがないのだ。

河原町通の東側を今出川通から南に下がる。有名なカフェ「みつばち」や
「セカンドハウス」を横目に見つつなおも南下すると、1Fにガレージを持つ
白い雑居ビルに行き当たる。ガレージの奥には「Studio37」の文字が…
その2F。ヴォイスギャラリーや何か劇団の集会所のある扉を何枚か
やり過ごすと木製の扉が現われる。そこが「kafe工船」だ。

「オオヤコーヒ」という美山が本拠で、京都の名だたるカフェ・喫茶に豆を
卸している(だけではなく、それらの珈琲サーブのアドバイスもしている?)
そんな店の関係者の方が、自ら珈琲をいれてくれるという願ってもない
貴重な存在のカフェ。となれば、期待しないはずがない。

木製の扉がガラガラと音を立てれば、まず眼に飛び込むのが、
河原町通を臨む明るい窓際に、趣のある木のカウンター。
ここで美味しい珈琲がいただけるようだ。

DVC00201_M.jpg

カウンターに座ると、世界地図が描かれたメニューを渡される。
つまり、どこの国の豆をチョイスするかから始まるのだ。
続いて、酸味の強い味か、苦味が強い味かを聞かれる。
最後に濃さを選ぶ。P-のりはカフェ好きのくせに珈琲のことは
哀しいほど勉強不足だ。克服しなければと常々考えているが…(笑)。

で、少々面喰ってしまった。
しかし、こんな珈琲の選び方は嬉しいし、満足感がある。


珈琲を待つ間にキョロキョロと見まわす。アイボリーの壁と
カウンターや調度のナチュラルな木の風合いの調和が素晴らしい。
カウンター上に雑然と並べられた器や道具も気取らず自然な趣で
落ち着ける。そんな風にまったりとしているところに挽き立ての
珈琲の香りが立ちこめて、うっとりとした気分になれるのだ。
素晴らしいカフェにまた出逢ってしまった。

DVC00207_M.jpg

<↓カフェの奥は自転車工房になっている>
DVC00205_M.jpg

先のぽんさんのサイトで、度々ステキなコメントを残していかれる
「windさん」が、ここkafe工船に来られた際、店主の方よりうかがった
話が興味深い。それは、「珈琲豆の状態でその産地の国の
国情まで思いを馳せてしまう」という話。何というロマンチックな
話だろうか!?そんなエピソードに弱いP-のりである!(笑)

結局そんな話は聞けないまま、いよいよ珈琲をいただけることに。

DVC00202_M.jpg

P-のりは、確かエチオピアの渋めの薄いのをチョイスしたが、
なかなかシャキッとした風味で、飲みやすく、とにかく美味しく
いただけた。ポットで出されるので、2~3杯目もいただけるのである。

珈琲を飲みながら、とっても寛いでいるのだが、
店主の方のコーヒーをサーブするまでの一連の所作が
無駄がなく清清しいため、何故か自然と背筋が伸びて
引き締まった気持ちで一杯ををいただけるような気がした。
それは茶の湯の精神に相通ずるものかも知れないとさえ思えた。
つまり、侘茶ならぬ侘珈琲?

やはり、ぽんさんのチョイスはP-のりの趣味に合う。
その確信がまた強くなったひとときだった。

DVC00209_M.jpg

DVC00211_M.jpg

店を出て、ビルの古い赤い階段を降りて河原町通に出ていく。
街はいつも通りざわめいていた。また日常に戻ってきてしまった。
でもまたいつか「侘珈琲?」を求めにここに来ればいい。
その存在がP-のりの毎日を満たしてくれそうな、
そんなカフェに巡り会えた。


KAFE 工船
075-211-5398
京都市上京区河原町通今出川下ル梶井町448 清和テナントハウス2F G号室
月火休 12:00~20:00

スポンサーサイト



コメント

「Kafe工船」

P-のりさん、おはようございます。
快晴の日曜です。思わず、さあ、どこに桜を見に行こう!と頭の中で、ファイルをチェックしてしまいました。桜、まだでしたね^^;
そして、遅まきながら、ブログの開設おめでとうございます。何度も拝見していながら、コメントも残さず失礼していましたが、記事は、P-のりさん目線の京都や、知らなかったお心の中が少し伺えてとてもうれしくおもっています。
で、「Kafe工船」、行かれたんですね!
あの、ビルは、反則っ!ていいたくなるぐらいいいですよね。足を踏み入れたときから、お店の一部、という感じで。借景ならぬ、なんていったらいいんでしょ?
私は、とても気にいっているのに、なぜか、緊張してしまって再訪できずにいました。でも、この記事を拝見して、あの空気感を思い出し、あの階段を上ってみよう、と思っているのです。。。

なるほど!

いい感じでわたしが登場していてありがたすぎます。そして、侘珈琲!たしかにお手前を頂戴するっていう雰囲気がありましたね!そして全然もたれないんですよね。家ではコーヒーメーカーを使っているのですが、一杯ずつ淹れてみようかな、って気にもなりました。
P-のりさんは錦の「きのした」に行かれたことありますか?こことは全く違う趣きの個性派のお店ですが、目の前でいれてくれるのは共通でどきどきする高揚感が結構よかったりして。。あと、豆をたしか常温保存いけるってことをおっしゃるのも共通してるような気がします。

そしてwindさんったら桜をみにいこうかと思い立たれるなんて、さすが究極の思いつき人間!いや、そんなwindさんが大好きです。
博物館の東南角の桜は娘によると毎年すごく早く咲くみたいなのですが、本日みたらなんだかピンクに色づきはじめてましたよ。

コメントありがとうございます!

windさん、ぽんさん、こんばんは~!
コメントホントにありがとうです。

windさん、桜ですが、咲いている木もありましたよぉ!
宇多野病院の桜が一分咲きです!元々開花が早い木なのですが、このところの陽気でついに咲いてしまいました。桜って木幹の中まで桜色だそうですが、開花近い桜を遠くから眺めると、木全体がほんのりピンクがかって見えるから不思議ですね。桜の季節になると、気がそぞろになってしまいます。今年は何処へ行こうかなぁって・・・。
そして、KAFE工船のビル、カッコイイですねぇ。あんなところでカフェ開いてみたいなぁ。もう1Fの長~い通路や降り積もった時間の重みを感じさせる赤い階段が、何とも言えない期待と不安を抱かせつつ、KAFE工船に辿り着くという演出が素晴らしい。計算づくなのかどうなのか?

ぽんさん、「きのした」聞いたことあります。かなり歴史の古い喫茶店ですよね?どんなお手前?なのかな?気になります!珈琲をいれる優雅さを拝見できる店は、思い出してみると、御多福さんとかガロなんかもそうなのかな?
ところで、ぽんさんのKAFE工船の記事にトラックバックしようと試みたんですが、どうもうまくできません。どうしたら良いんでしょう?

新緑の季節ですね。。

ああ さくっとお返事するつもりが・・遅すぎ・・ソメイヨシノはもう散り始めてしまいましたね。

きのした、すごい個性的な女将さんが若いボーイさんと一緒にされているお店で、テーブル席でも横に珈琲のセットをもってきてくださってたててくださるんです。濃厚で昭和っぽい喫茶店だなぁと思います。チーズのサンドとかホットで飲むジュースとかもおいしかったおぼえがありますよ。
kafe工船とは全然方向が違いますが
個性を味わえる店です。

トラックバック、どうしちゃったんでしょう・・拒否設定とかはしてないのですが、ココログの不具合かなぁ。。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://xantia.blog118.fc2.com/tb.php/10-83ed7ee4

河原町今出川でゆっくり

ふいにできた休日、白川通のMiwaや一乗寺のつばめなど雰囲気込みで大好きなお店の

  • [2008/03/16 22:46]
  • URL |
  • Daily Momerath |
  • TOP ▲